今回は、投資口座の取り扱いについて、例を示します。
投資信託でも株でも、まあ同じかと。
口座を作る
まずは口座を作ります。
種類を「投資」にするだけです。これで、取引入力時に投資用の項目を選択できるようになります。
有価証券の管理
環境設定で「有価証券を管理」にチェックを入れていれば、左の柱の設定のところに「有価証券」の項目が表示されています。
左下の「+」ボタンをクリックして追加します。
記号のところは、Google Financeなら「Google:」、YAHOO! FINANCEなら「Yahoo:」をつけてコードを入力すると、自動で取得してくれます。左下のグラフアイコンで、価格変動のグラフが表示されます。
が、うまくいかない時はうまくいかないですし、対応していない銘柄はどうしようもありませんので、うまくいけばラッキーくらいで。
自動取得できなければどうしようもないのかというと、そんなことはありません。
左下のアイコンで表モードにして、右上の「読み込み」でファイルから、「+」で手動入力できます。
ここで問題が一つ。USDを自動取得しているのですが、「何円何銭」の世界なのに円までしか表示されていません。これは通貨の設定で、普段の生活では円は1円単位ですので、小数点以下0桁にしているためです。
で、一工夫。
もう一つ、円 (¥) と換算ルート1で、Yという通貨を作りました。こちらは小数点以下2桁に。
すると、きちんと銭まで表示されます。
もう一つ、投資信託ですと10,000口単位の価格で、購入は1口単位です。
ですので、私は小数点以下4桁まで表示する通貨を用意して、1口あたりの金額を手動入力しています。手動ですので、月末の記録だけですが。
こういう使い方もできますよ、という例ということで。
取引の入力
投資口座は投資用の項目が増えています。
「投資」のところには取引の種類を。上の例では、6月1日に100ドルを10,771円で購入しています。
「有価証券」のところには、どの有価証券に対する操作なのかを。
「口数」は取引の口数。
「手数料」は取引金額中の手数料です。例で手数料が100円かかったら、手数料は100、金額は10,871。逆に売って手数料がかかったのなら、手数料は100、金額は10,671です。手数料まで把握しないなら、0でも。
左下の一番右のアイコンから、現在の評価額を見ることができます。
6月1日には1ドル107円71銭だったのが、12日には106円80銭になり、マイナスになっています。ちょっと評価額がずれているのは、もう一桁下まで取り込まれているからです。