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Kinoppyのいいところ

公開日:
目次
Mac用のアプリがある
本棚の自由度が高い
ダウンロードしておいて読める
SDカードに保存できる
野良ePubを読める
紙の本っぽさ

電子書籍を購入し出す時、ざっとリーダーを試して、私の「こうがいい」を一番かなえてくれていたKinoppyを選択しました。
私基準のKinoppyの「ここがいい」を紹介します。

Mac用のアプリがある

iOS、Android、ブラウザ版というストアもあるのですが、ブラウザ版ってどうも苦手なんですよね。
普段のウェブサイトを見たいウィンドウサイズと、電書の時に心地よいサイズが違って。
普段使用しているのがMacで、スマホやタブレットより圧倒的にMacを触っている時間が長いので、Macでも使えるのがいいです。

本棚の並びなどは同期されますので、本棚の並べ替えはMacで行って、読むのはタブレットでという使い方ができます。

持っているのがMacとAndroidだけですので、WinとiOS用の動作は未確認ですが、Mac用とAndroid用ではできることが違っている部分もあります。

本棚の自由度が高い

通常の本棚とスマート本棚があります。
通常の本棚は好きなように並び替えができる本棚。スマート本棚は条件でピックアップする本棚です。

好きな順番で並び替えできる(通常の本棚)

個人的に、これ重要です。
好きな順番で並べたいです。似たものを集めたり、著者でまとめたり。
並べたい順番は、購入日順、タイトル順、著者順ばかりでもないんですよ。そうしたい時もありますけど。

棚1段全部一気に移動もできるので、棚の順番を変えたい時も便利です。
棚の名前も変更できます。

自動でシリーズをまとめられる(通常の本棚)

Mac版はできず、Android版はできるのですが、本を選択した時の「シリーズ一覧」から、シリーズを既存の棚か新規に作った棚にまとめることができます。
ポツポツ買ったシリーズ物をまとめる時に便利です。 Kinoppy:シリーズ

Mac版でもシリーズ一覧は表示できて、指定した棚に移動させることができます。
が、複数選択できませんので、1冊ずつの作業になってしまいます。 Kinoppy:シリーズ

また、棚の編集の「整列」でシリーズを1巻からか最終巻から整列させる機能がついています。 Kinoppy:整列

背表紙モードがある(通常の本棚)

背表紙モードと言いつつ、背表紙ではありません。
表紙画像を横方向のみ圧縮して細長く表示するモードです。
実際の背表紙よりは太いのですが、指でタップして操作することを考えますと、本当の背表紙の太さは細いので、このくらいの太さの方が操作しやすいです。

で、これの何がいいかと言いますと、一画面に表示できる冊数が増え、一覧性がよくなります。
私が、いっぱい並んでいるのを見て「いっぱい買ったな」とむふむふするのが好きなので、いっぱいあるのがパッと目に入る状態が好みです。

通常の表紙表示にするか、背表紙モードにするかは1冊ずつ選択できますので、混在させることが可能です。 Kinoppy:背表紙

スマート本棚で探せる

スマート本棚で全部の本をタイトル順や著者順に表示することができますので、通常の本棚がいっぱいになって探しにくい時はスマート本棚から探せたり。

スマート本棚の設定で、未読の本だけを集めたり、最近購入した本だけを集めたりができます。
細かい期間設定はできないのですが、何ヶ月以内とか、何年に購入した本という区切りでは設定できます。(2020年1月〜6月に購入した本はできないけれど、6ヶ月以内に購入や2020年に購入という指定はできます)

ある文字列をタイトルに含む物をピックアップしたりもできます。 Kinoppy:スマート本棚

ダウンロードしておいて読める

私の使い方が、タブレットで読むで、家のWiFiでダウンロードしておいて、ネット環境のないところで読むこともありますので、先にダウンロードしておけば読めるというのは重要です。
実家での暇つぶし用とかね。

SDカードに保存できる

SDカードで保存容量増やせるのは重要です。
ただ、例えば1冊目から100冊目をSDカードAに、101冊目から200冊目をSDカードBにって使い方はできません。
クラウドでどれがダウンロード済みかって記録されているんですよね。無理矢理変えようとすると、同期がうまくいかなくなってしまいます。

最初、保存先をSDカードに設定した時、SDカードにコピーできるし、ダウンロードもできるのに、読もうとするとファイルが壊れているとエラーが出て困りました。
ダウンロードし直すようにとのことでしたので、し直してみてもやっぱりダメで。
色々やってみて、原因はSDカードがフォーマットされていないことだと分かりました。
SDカードをアプリが認識していなかったり、保存ができなければもう少し気付きやすかったかもしれませんが、保存はできるけれど読めなかったので。
まあでも、どうにか解決できてよかったです。

野良ePubを読める

ストアで購入した物以外に、ローカルやDropBoxに保存してあるファイルを読むことができます。
ePub以外にも、テキストファイルとpdfファイルも読めます。

自力でePubファイルを作ろうとしていたので、きちんとできているか確認できる物が欲しかったんです。
Macに元々ついているブックでも読めたんですけど。

紙の本っぽさ

上部に書名とページ番号を表示したり、ページ切替えの演出を紙の本のページめくりのように設定できます。
ページめくりの演出は、その分時間がかかりますので、私は途中でその時間が嫌になってしまったのですが。

Android版にはなくて、Mac版にはあるのですが、リフロー型の見開きの時に中心部に影を入れる演出も設定できます。