家を買ったので、どなたかの参考になればと、「私の場合はこんな感じで進めました」を残しておこうと思います。
まずは、物件探しから。
まずは予算設定
まずは、手を出せる金額を明確にすること。
自己資金はいくら出せるのか、ローンはいくら借りる(借りられるのか)、そこをしっかり考えておきます。
なお、私は物件の代金だけでなく、諸経費(税金や登記費用、仲介手数料)、リフォーム費、管理費・修繕積立金、買い換える家具家電、引っ越し費用の全てをひっくるめていくらまでを考えました。
まずは、総額を出します。
自己資金部分は、貯蓄から、さすがにすっからかんにするのは怖いので残す分を差し引いた額です。いつかは家が欲しいとちまちま貯めてきた分を、ここで開放します。
ローン部分は「家賃 + 家購入貯金」が「ローン返済 + 修繕積立・管理費」になるように。
修繕積立・管理費は、マンションならマンションの設定 + 専有部の修繕積立、一戸建てならメンテナンス積立を想定しています。マンションですと、管理費の分ローンを抑えないとな、という感じです。
1ヶ月分のローン返済額にこの期間なら自信を持って返せるという期間を掛けて、最大いくら借りるのかを決定しました。
ややこしい計算は難しいので、利息は借入総額の0.1%を毎月支払う前提で計算しました。(簡単な数字の方が扱いやすいので、年1.2%で月0.1%ということにしました)
自己資金とローンで借りる分の合計から、家具家電代、引っ越し費用に残す分を引いて、諸経費を考慮して1.1で割った額を物件価格 + リフォームの目安にしました。
銀行に突撃
せっかく、いいなという物件を見つけても、銀行にお金を貸してもらえないと買えないので、借りたいと思っている金額を借りられそうか銀行に聞きに行きました。
行った銀行は地銀(家の購入費を貯めてた口座の銀行)だったのですが、予備審査は物件が決まってからとのことで、予備審査には進めませんでした。
ただ、大体の年収や仕事を話して、大丈夫だと思います、という話はしてもらえました。
ついでに、ローンのパンフレットももらってきました。
住宅ローンのパンフレットを読んでだったか、住宅ローンについて調べていたときだったか、物件に問題があって借りられない場合があることを知りました。
簡単に言うと、違法なものの購入にはお金を貸せません、という感じです。
ついでに住宅ローン控除も調べて、面積や耐震性が必要であるという情報を入手しました。
物件の条件
あくまで、私が優先した条件ですが。
予算内であることと住宅ローンが利用できること、中古住宅の場合は1983年以降築であること。(後から耐震では2000年以降築、アスベスト的には2006年以降のものの方がよいことを知りました)
通勤しやすいこと。週5日通勤するわけですから、ここは大事です。
ハザードマップで水害、土砂災害が問題ないこと。地震は諦めました。
徒歩圏内にスーパーがあること。まあ、これは通勤途中で買って帰れるなら、徒歩圏に固執することもないのですが。
物件探し
条件が決まったところで、物件サイトで検索。
私は、基本的に「地図から探す」機能で探してます。
私のつけた条件的に、場所情報が重要なので、地図から探した方が便利なだけですが。
探す段階では新築か中古か、一戸建てかマンションかは区別せずに探しました。
中古の場合は築年数と違法状態でないかは気にしましたが、私にとっては重要な条件ではありませんでしたので。
新築でしたらリフォーム費を考えずに物件に予算をつぎ込めます。
中古の場合はリフォーム費も考えて物件の金額は抑えめに。
予算が少ないこともあり、中古の一戸建ては建ぺい率、容積率オーバーがたくさん。
で、そういう家って土地が狭いから立て直すとかなり狭くなってしまう。選択肢からは外すしかありません。
探しているときはマンションも入れていました。
基本平面なので、車椅子生活になってしまっても大丈夫そうというのは魅力です。
ただ、金額(マンション高い)や、自由度の低さから、候補から外れていきました。
ちまちま物件サイト通いをして見えてきたことがありました。
私が良さそうと思った物件は、そこそこでサイトから消えていく(売れていく)こと。
安いには安い理由がある。
まあ、どちらも当然なんですけど。