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本審査〜決済

公開日:
目次
本審査申し込み
ローンの契約
電気と水道の開通
決済

物件の取引の契約が終わったら、住宅ローンの本審査を申し込み、ローンの契約、決済を経て引き渡しです。
売主さんが契約時点ではお住まいだったこともあり、契約から実際の引き渡しまでは約3ヶ月でした。

本審査申し込み

契約が終わったら、銀行へ本審査を申し込みます。
住宅ローン特約の期日までに審査結果が必要ですので、さっさと申し込みます。
本審査は予備審査を申し込んだ2行(地銀とメガバンク)に申し込みました。
ここまでかなり慌ただしくて、しっかり比較できていなかったのと、先に絞って審査落ちしたら悲しいので。

金利は、変動金利を選択しました。
今後、金利が上がるとしても返済期間が短いので、めちゃくちゃ上がることはないだろうというのが一つ。
金利が上がっても、ここまでなら返済を耐えられるという利率まで、かなり余裕があることが一つ。
最悪、金利高くなりすぎとなったら、返済してしまえばいい(リフォーム終わって引っ越した直後はさすがに返しきれませんが、年月が経てばローン残高は減って貯蓄は増えていきますので)というのが一つ。

返済方式は元金均等を選択しました。
なので、金利上昇時の125%ルールとか、5年は返済額変動無しのルール外です。
毎月一定額ローン残高が減っていく方がわかりやすくて良かったのが一つ。
利率が同じ間はちょっとずつでも、利息が減っていきますので、返していっている実感が得られそうなのが一つ。

メガバンクはネットからの手続きで、大量に書類をスキャンしてアップロードする必要がありました。
地銀は物件関係の書類が少なかったです。一応、契約時にもらった書類は全部持って行ったのですが、契約書、重要事項説明書、資金計画表くらいでした。

ローンの契約

本審査を通過したら、不動産屋さんに通過の連絡をして、決済に間に合うようにローンの契約をします。

本審査は2行とも通過したのですが、地銀から借りることにしました。
利率はほぼ変わらずでした。
メガバンクは口座を開設しなければならなかったけれど、地銀は既に口座があったことが一つ。
メガバンクは銀行指定の司法書士さんに登記を依頼しなければならなかったが、地銀は指定が無いので不動産が手配してくれる司法書士さんで楽だったのが一つ。(司法書士さんへの支払額も大差ありませんでしたし)
メガバンクは新居の住民票を要求されたけれど、地銀は現住所の住民票だったので、私の感覚と合っていたのが一つ。(契約時は決済前なのだから、新居に住んでいるわけないでしょと)

火災保険は銀行が代理店になっているところにしました。
もうここまでで疲れていて、火災保険の比較検討までする気力が無かったので。
水災に関しては、ハザードマップを信じて無しで。

住宅ローンの契約書類は実印でした。
あと、保証会社利用で、保証人は無しでいけました。

給与振り込みの口座にこの銀行の口座を指定する約束での金利設定でしたので、別途会社で給与振込口座変更の手続きをしました。
うちの会社は給与を2つに分けられたので、返済分だけをこの銀行に振り込まれるようにしました。

電気と水道の開通

引き渡し後、リフォームして引っ越しですが、リフォームの打ち合わせなどで電気と水道は使用したいので、開通の手続きをしておきました。
3週間前くらいにネットから手続きしました。
電話は苦手なので、ネットで済むのはありがたいです。

決済

住宅ローンの申し込みをした銀行の一室をお借りして、決済です。
不動産屋さんの担当者、司法書士さん、売主さんと売主さんのローンの担当者、私のローンの担当者、あと私が一堂に会します。
今回の売主さんは、売上金を使用してローンを返済されるので、その関係でお相手の担当の方も来られてました。

私は、物件の代金は全額そのまま売主さんに振込んで、司法書士さんに登記費用等、不動産屋さんには仲介料と思っていたのですが、実際はなかなかにカオスでした。
売主さんからの仲介料や登記費用をその場で受け渡しするために、その分は現金で引き出して渡す、残りは振り込むという形でした。
とりあえずその場で現金取引するものは、合計金額を1回で引き出せばいいのではと思いきや、端数の部分の分割が難しくなる(例えば17,000円と4,000円をまとめて21,000円で引き出すと万札2枚と千円札1枚で分けられないみたいな)のでダメと。
じゃあ、支払先が同じのをまとめれば、というと、一応私が売主さんに払って、売主さんから支払うという体でダメと。

売主さんの銀行の担当の方が、きちんと振り込まれている(ローン返済)のを確認して、抵当権を外すための書類を売主さんへ。
登記は司法書士さんのお仕事ですが、売主さんの抵当権を外し、所有者を私へ変更、私のローンの抵当権設定の流れです。
銀行に領収書のコピーが必要でした。銀行もきちんと住宅購入費のローンだという証拠が必要なのでしょう。

お金のやり取りが終了して、鍵をもらって引き渡し。
これで、おうちゲットです。完全に私のものとするには、ローンを返済しきらないとダメではありますが。